畳の上で泳ぎを習ったところで、泳げるようにはならない。それよりもいきなり水に飛び込んで、無我夢中で手足を動かせ。現場で自ら汗をかかない限り経営なんてものはできやしないのだ。
タイトルは、京セラの創業者である稲盛和夫氏がセミナーに参加した際に、壇上に立たれた本田宗一郎氏が参加者にこう叱責されたそうです。
稲盛和夫氏からは「知識より体得を重視する」と教えていただいています。いいかえると「知っている」と「できる」ことは必ずしもイコールではない。知っているというだけで、できるつもりにはなってはいけないということです。
YouTube等で検索すると、これ無料でいいの?というくらい、様々な情報を収集でき知識を吸収できる便利な世の中になっていますが、いざやってみるとなかなかうまくいかないってことありますよね。
セミナーに参加したり、自己啓発本を読んで、これで上手くいく!と思っても、実際にやってみるとうまくいかない。
でも実際にやってみて、うまくいかないと思えれば、半歩は前進している、世の中は実行しない方が大半です。何事も始めからうまくいかないのは当たり前でして、何故うまくいかないのだろうと、考え、工夫し、失敗を繰り返しながら一歩一歩成功に近づいていく、継続するための折れない心と並み以上の努力が必要ということですね。
経営の勉強をすることはもちろん大事ですが、勉強内容を実践しなければ意味がありません。
薩摩藩につたわるいろは歌
いにしえの みちをきいてもとなえても わがおこないに せずばかいなし
いいこときいても、実際に行動しなければ、知らないのといっしょだよって意味です。
小さなことからでも実行していきます!
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